東証10時 一時下げに転じる 利益確定売りが重荷
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一時下げに転じ、前日比10円ほど安い2万9000円近辺で推移している。米長期金利の一方的な上昇に対する過度な警戒感はいったん後退しているものの、様子見姿勢の市場参加者は多い。前日の米長期金利低下をよりどころにしたハイテク株買いの勢いは強まらず、足元では利益確定売りに押されている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9177億円、売買高は4億6990万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、エムスリー、バンナムHDが安い。東エレクは下げに転じる場面がみられる。一方、KDDI、ファナック、エーザイが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕