東証10時 下げ幅200円超に拡大、鉄鋼株や非鉄株に売り
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比220円ほど安い2万7300円台半ばで推移している。短期的な過熱感を警戒した利益確定売りが続いている。市場では米経済対策に盛り込まれた現金給付をさらに増額する案について「実現が難しくなれば短期筋の売りが膨らみ、前日の日経平均の上昇分(714円)をきょうと大発会の1月4日で帳消しにする可能性がある」(国内証券)との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5476億円、売買高は2億4366万株だった。
日本製鉄やJFEが下落。大平金や三菱マ、キヤノンやコニカミノルが売られているほか、NTNやジェイテクトも安い。一方でANAHDや高島屋、JTが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕