東証寄り付き 続伸し一時400円高 前週末の米株高で
16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前週末に比べ330円ほど高い2万6700円台後半で推移している。前週末の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入っている。上げ幅は400円を超える場面がある。
前週末の米株式市場では、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄に買いが入り、指数を押し上げている。
国内では主力企業の決算発表が前週末までにほぼ一巡した。前週末の取引終了後に決算を発表したKDDI、日本郵政、三井不、三越伊勢丹、NTNなどに買いが入っている。半面、前週末に大幅高となっていた丸井Gは下落している。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
リクルートやエムスリー、トレンドが高い。マツダや安川電、ファナックも買われている。一方、ヤマハ発や住友化が安い。東邦鉛や三菱マなど非鉄関連の下げも目立つ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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