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東証寄り付き 反落し一時300円超安、ファストリは連日で昨年来安値

6日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ250円ほど安い2万9080円前後で推移している。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、東京市場でも投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めている。一時330円超下落し、心理的な節目の2万9000円を下回る場面もある。

前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が反落し、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3%超下げた。2021年12月に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を前倒しで進めるとの見方が強まった。米長期金利が上昇し、相対的な割安感が薄れた高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが広がった。

この流れを受け、東京市場でも高PERの成長株を中心に売りが出ている。5日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%超下げ、東京市場でも東エレクアドテストといった値がさの半導体関連銘柄が下落し、指数を下押ししている。

国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増えている。5日には全国で2000人を超え、昨年9月以来の高水準となった。政府は緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を沖縄県に適用し、山口、広島の両県の追加も検討しているなどと伝わり、小売りや空運、鉄道株など内需関連銘柄の重荷となっている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反落している。

前日に21年12月の国内ユニクロの既存店売上高が前年同月比11.1%減だったと発表したファストリは下落し、連日で昨年来安値を更新。テルモソニーGエムスリーが売られ、ANAHDJR東日本も下げている。一方、塩野義キッコマントヨタは上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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