東証寄り付き 売り一巡後、上昇に転じる 半導体関連に買い
26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ150円あまり下げる場面があった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が下落した。東京市場でもこの流れを受けて売りが先行した。
売り一巡後は急速に下げ渋り、上昇に転じた。日本時間26日午前の取引で米株価指数先物が上昇していることなどを受けて短期筋から日経平均先物に買いが入り、指数を下支えしている。前日の米株式市場ではハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が小幅安となったが、主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比で0.37%上昇した。東京市場でも値がさの半導体関連銘柄の一角に買いが入っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落して始まったあと、上昇に転じている。
ソニーGが上昇。東エレクやSUMCOが高い。リクルートも買われている。一方、日本製鉄やJFEが下落。王子HDも売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕