東証寄り付き 反落 利益確定売り、円高も重荷
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14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落。前週末に比べた下げ幅は100円を超え、2万8100円台半ばで推移している。前週の日経平均が大幅に上昇したため、短期的な過熱感を意識した利益確定売りが出ている。外国為替市場で1ドル=139円台半ばと前週末に比べて円高・ドル安が進んでいることも輸出関連株の買いを見送らせている。
寄り付き直後は上昇する場面もあった。前週末の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、海外短期筋などによる買いが入った。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落している。
任天堂や三菱UFJが下げている。前週末に決算発表したソフトバンクグループ(SBG)は大幅に下落している。一方、東エレクやキーエンス、ファストリは買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕