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外為12時 円、下落 136円台前半 対ユーロのドル買いが重荷

29日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日の17時時点に比べ33銭の円安・ドル高の1ドル=136円08~10銭だった。欧州中央銀行(ECB)が市場の想定より利上げを急ぐとの思惑が後退し、ドルがユーロに対して買われ、対円でのドル買いに波及した。米金利の先高観に加え、中値決済に向けて国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測も円相場を下押しした。

ラガルドECB総裁は28日の講演で、7月に0.25%の利上げを実施する方針を改めて示した。発言は「新味に乏しい」(国内銀行の為替担当者)と受け止められ、ECBがインフレ高進に伴い利上げを加速させるとの観測は後退。米国などに比べると利上げペースが緩やかになるとの見方からユーロに対するドル買いが増えた。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は28日、米CNBCのインタビューで政策金利について「適切な水準からかなり遠い」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを積極的に進めるとの見方が改めて広がったのも、円相場の重荷だった。

他方、米株安の流れを受け、29日午前の日経平均株価は下げ幅が一時300円を超えた。投資家が運用リスクを取りづらくなったことで「低リスク通貨」とされる円には買いが増える場面もあり、円の下値は限られた。

円は対ユーロでは上昇した。12時時点は39銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=143円29~31銭だった。

ユーロは対ドルで下落し、12時時点は同0.0055ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0529~30ドルだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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