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外為12時 円、上昇し135円台前半 米金利低下で円売り解消

1日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=135円32~33銭と前日17時時点と比べて87銭の円高・ドル安だった。12時すぎには135円10銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。日本時間1日午前の取引で米長期金利が再び3%を下回る水準まで低下し、日米金利差の拡大を意識して積み上がっていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが強まった。

5月の米個人消費支出(PCE)の下振れで米景気が後退局面に入るとの警戒感が高まり、米金利の低下圧力となっている。上昇して始まった日経平均株価が200円あまり下落したことで投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が広がり、「低リスク通貨」とされる円には買いが入りやすくなった面もあった。

前日までは四半期末にあわせた機関投資家のリバランス(資産配分の見直し)でドル需要が高まるとの観測が強く、円の売り持ちを維持する市場参加者が多かった。そのため「新たな四半期に入ったことで持ち高調整の円買い・ドル売りが入っているようだ」(国内銀行)との声が聞かれた。

円は135円99銭近辺まで伸び悩む場面もあった。10時前の中値決済に向けて、新たな四半期に入ったことで輸出企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが活発になるとの観測が相場の重荷となった。

日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)で大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は2四半期連続で悪化し、市場予想を下回った。6月の東京都区部・消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.1%上昇したが、いずれも円相場の反応は限られた。

円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=141円63~66銭と、同62銭の円高・ユーロ安だった。日本などアジア各国・地域の株価指数が総じて軟調に推移するなか、対ユーロでも「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢となった。

ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0466~67ドルと同0.0021ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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