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外為12時 円、下落 128円台後半 米金利上昇で、日銀通知後は買い

(更新)

20日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=128円71~73銭と前日17時時点と比べて65銭の円安・ドル高だった。一時は129円43銭近辺まで下落し2002年4月以来、20年ぶりの安値をつけた。米長期金利が上昇し日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。

10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。20日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業からも円売り・ドル買いが出たようだ。

日銀は20日午前、長期国債を対象に指定した利回りで無制限に買う「指し値オペ」を通知した。日銀が長期金利の上昇抑制の姿勢を示したのは円売り・ドル買いにつながりかねなかったが、事前に日銀が動くとの観測が広がっていたため、通知後は「いったん材料出尽くし」とみた参加者から円の買い戻しが増えた。

20日にワシントンで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。日米の財務相会談も予定され、市場では「より強い円安けん制姿勢が示される可能性はゼロではない」(マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト)との声もあった。円は一時128円54銭近辺を付け、きょうの東京の取引時間帯における安値からだと90銭近く下げ渋った。

円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=139円12~13銭と同80銭の円安・ユーロ高だった。一時は139円69銭近辺と15年6月以来の安値まで売られた。ユーロは対ドルでも上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0808~09ドルと同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。

円はオーストラリア(豪)ドルに対しても下落した。同1円19銭円安・豪ドル高の1豪ドル=95円74銭近辺と15年6月以来およそ6年10カ月ぶりの安値をつける場面があった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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