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NY商品、原油が反落 一時7年3カ月ぶり高値もドル高警戒で下げに転じる

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が3日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比0.74ドル(0.8%)安の1バレル86.61ドルで終えた。ウクライナ情勢の緊迫を受けて朝方に88.54ドルと7年3カ月ぶりの高値を付けた。その後は外国為替市場でドル高が進み、ドル建てで取引される原油の割高感に着目した売りが優勢となった。

米政府は27日、ロシアによるウクライナ侵攻を抑止する対抗措置についてドイツと2月7日に協議すると発表した。情勢が一段と緊張していると警戒された。欧米が資源大国のロシアに経済制裁を科すとの観測は続き「ロシアのエネルギー供給が止まれば、原油と天然ガスの価格は跳ね上がる」(プライス・フューチャーズ・グループ)との見方から原油先物買いが強まった。

買い一巡後は急速に売りに押され、下げに転じた。インターコンチネンタル取引所(ICE)が算出するドル指数が昨年7月以来の高水準をつけ、原油の売りを誘った。米連邦準備理事会(FRB)が26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3月の利上げ開始を示唆し、利上げ後に資産縮小を開始する方針を明らかにした。金利上昇に伴うドルの先高観が強いうえ、投資資金が商品市場に流入しにくくなるとの見方も原油相場の重荷だった。

金先物相場は下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、この日から中心限月になった4月物は前日比37.0ドル(2.0%)安の1トロイオンス1795.0ドルで終えた。ドル高が進み、ドルの代替投資先とされる金から資金が流出した。

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