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NY商品、原油が反発 需給悪化観測の後退で 金は反落

【NQNニューヨーク=戸部実華】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2022年1月物は前週末比3.23ドル(4.9%)高の1バレル69.49ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に対する市場の過度な警戒感が和らぎ、原油需要が細るとの観測が後退した。米株式相場が反発し、株式と同様にリスク資産とされる原油先物に買いが波及した面もあった。

バイデン米政権のファウチ首席医療顧問が5日の米CNNで、オミクロン型について「明確な見解を示すには時期尚早だが、感染者の重症化の度合いはそれほど高くないようだ」との見方を示した。重症化のリスクは市場が警戒したほど高くなければ、経済活動の停滞によるエネルギー需要への影響は限られるとの観測から原油先物に買いが入った。

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが5日、アジアと米国向けの原油の販売価格を引き上げたと伝わった。オミクロン型の感染は広がっているが、主要産油国であるサウジは原油需要の伸びが続くとみていると受け止められたことも買いを誘った。前週に再開したイラン核合意の再建に向けた交渉が難航し、目先はイランに対する制裁解除による同国産原油の供給が増える可能性は低いとの見方も需給悪化観測を和らげた。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である22年2月物は前週末比4.4ドル(0.2%)安の1トロイオンス1779.5ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇し、金利の付かない資産である金の投資妙味が薄れるとみた売りが出た。外国為替市場でドルがユーロや円に対して上昇したことも、ドルの代替投資先とされる金先物の売りを誘った。

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