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NY商品、原油が続落 米金融引き締めを警戒 金は反発

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比3.62ドル(3.0%)安の1バレル115.31ドルで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の急激な金融引き締めが米景気を冷やし、原油需要の拡大を抑えるとの見方が相場の重荷となった。原油在庫の増加も売りを誘った。

朝方から売りが優勢だった。FRBが15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍の0.75%の利上げを決めるとの予想から、FOMCの結果発表前に持ち高調整や利益確定の売りが出た。原油先物相場は前日に3カ月ぶりの高値を付け、買い持ちが積み上がっていた。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して2週連続で増えた。米国内の生産も増え、石油企業の増産で米国の需給逼迫が和らぐとの見方も相場の重荷だった。

引けにかけて売りが加速した。FRBはFOMCで市場の予想通り0.75%の利上げを決めた。参加者の政策金利見通しでは年末の予想水準が大幅に切り上がり、当面は積極的な利上げを続ける方針を示した。米景気の減速懸念が強まり、原油先物の売りを誘った。

ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比6.1ドル(0.3%)高の1トロイオンス1819.6ドルで取引を終えた。米長期金利が低下し、金利の付かない金の投資妙味が意識された。

時間外取引では上げ幅を拡大する場面があった。FOMCでFRBが積極的な金融引き締めを続ける見通しが強まった。米景気の不透明感が意識され、リスク回避の際に買われやすい金を押し上げた。

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