/

NY商品、原油が反落 コロナ感染による需要減観測で、金は続落

【NQNニューヨーク=戸部実華】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は前日比1.21ドル(2.3%)安の1バレル52.36ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で経済活動が停滞し、原油需要が細るとみた売りが優勢だった。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、新型コロナによる世界の累計死者数は15日に200万人を超えた。世界の原油需要を支える中国では14日の新規感染者数が10カ月ぶりの高水準になったと伝わった。同国では一部地域でのロックダウン(都市封鎖)も報じられており、需給悪化への懸念が改めて意識された。

米国では15日発表の2020年12月の小売売上高が市場予想を下回った。新型コロナの感染拡大による個人消費の落ち込みが鮮明になった。市場ではバイデン次期大統領が14日夜に公表した追加経済対策が米景気を下支えするとの見方がある一方、「短期的にはコロナ感染拡大への懸念が相場の重荷となる」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)という。

石油会社ベーカー・ヒューズが15日午後に発表した原油生産に使う米国の掘削設備(リグ)稼働数が前週から12基増え、8週連続で増加した。米原油先物相場は今週、一時は昨年2月以来の高値まで上昇し、利益確定売りが出やすかった面もあった。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である2月物は前日比21.5ドル(1.2%)安の1トロイオンス1829.9ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロなどに対してドルが買われ、ドルの代替投資先とされる金先物の売りにつながった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン