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NY商品、原油が反落 米政府による価格抑制策の思惑で 金は続落

【NQNニューヨーク=川内資子】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の7月物は前日比2.00ドル(1.7%)安の1バレル118.93ドルで取引を終えた。需給逼迫の観測から午前に123.68ドルと3カ月ぶりの高値を付けたが、米政府による価格抑制策の導入の思惑から午後に急速に下げに転じた。

石油輸出国機構(OPEC)が14日発表した月報で、5月の加盟国による供給が前月比で減ったことが明らかになった。政情不安を抱えるリビアからの輸出減が響いた。需給が引き締まった状態が続くとの見方から原油の買いが先行した。

午後に「上院財政委員会のワイデン委員長(民主党)が石油会社の一部への課税強化を提案する見通し」と、米メディアが相次いで報じた。インフレを抑制するため、石油会社に増産を促す狙い。ブルームバーグ通信によると、売上高総利益率が10%を超える石油会社は通常の法人税に加え、付加税を支払う。原油高に歯止めがかかるとの思惑から原油が売られた。

米株式相場が午後に下げ幅を広げると、投資家のリスク回避姿勢が強まった。株と同様に高リスク資産とされる原油先物の売りが勢いを増し、午後の時間外取引では116ドル台まで下げた。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比18.3ドル(1.0%)安の1トロイオンス1813.5ドルで終えた。米長期金利が2011年以来の水準に上昇し、金利の付かない資産である金先物の投資妙味が薄れるとの見方から売りが優勢となった。

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