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NY商品、原油が反発 ウクライナ情勢緊迫で一時2カ月ぶり高値 金は続落

【NQNニューヨーク=古江敦子】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は前日比1.70ドル(2.1%)高の1バレル83.82ドルで終えた。一時は84.22ドルと期近物として昨年11月以来2カ月ぶりの高値を付けた。ウクライナ情勢の緊迫や長期の需給逼迫の観測が相場を押し上げた。

米欧はウクライナ再侵攻の態勢が整うロシアと10~13日に協議したが、緊張緩和に向け進展はなかったようだ。14日は米ウォール・ストリート・ジャーナルが「ロシアが軍装備品をウクライナ国境に向け輸送し始めた」と伝え、AP通信がウクライナ政府がサイバー攻撃を受けたと報じた。情勢が悪化すればロシアから欧州への天然ガス輸送に悪影響が及び、エネルギーの供給不安につながるとの見方が広がった。

市場では「明日からの3連休中にウクライナで事態が悪化する可能性が意識され、原油先物の持ち高を買いに傾ける取引が目立った」(プライス・フューチャーズ・グループ)と指摘された。

世界的な経済活動の正常化に伴い、原油需要の拡大を見込む買いも相場を支えた。「世界の原油需要のピークはまだ先で、主要産油国の低調な生産もあって先物相場に上昇圧力が強まる」(サクソ銀行)との声が聞かれた。

金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である2月物は前日比4.9ドル(0.3%)安の1トロイオンス1816.5ドルで終えた。外国為替市場でドルがユーロに対して上昇し、ドルの代替投資先とされる金に売りを促した。

朝方は上昇する場面もあった。昨年12月の米小売売上高が前月比で市場予想より落ち込んだ。投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から、リスク回避目的の金買いが一時的に強まった。

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