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NY商品、原油が小反落 急ピッチの上昇受け利益確定売り 金は続落

【NQNニューヨーク=川内資子】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに小反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の7月物は前週末比0.03ドル安の1バレル70.88ドルで取引を終えた。米景気回復などを背景に原油需給が引き締まるとの見方から買いが先行し、午前には71.78ドルと期近物として2018年10月以来の高値を付けた。だが、足元で相場が急ピッチで上げたこともあり、その後は次第に利益確定売りに押された。

欧米では新型コロナウイルスのワクチン接種の進展により、経済活動の正常化が進んでいる。車や航空機などの交通量が増えており、燃料などの需要が今後も順調に回復するとの観測が原油先物買いを促した。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」は協調減産の段階的な縮小の既定路線を維持している。ロイター通信は13日、「英蘭石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルが米テキサス州の油田の売却を検討している」と報じた。売却の実現性は不明だが、環境対策への社会の関心の高まりを背景に脱炭素を進める資源大手が増え、供給が一段と減るとの見方から原油が買われたとの指摘があった。

ただ、午後にかけて売りが勢いを増した。相場はこのところ上昇基調にあり、需要の回復状況などを慎重に見極めたいとのムードが広がった。目先の利益を確定したり持ち高を調整する目的の売りが出たという。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前週末比13.7ドル(0.7%)安の1トロイオンス1865.9ドルで終えた。14日の米債券市場で長期金利が上昇し、金利の付かない資産である金先物は売りが優勢となった。

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