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NY原油1年2カ月ぶり高値 協調減産維持で

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が大幅続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比2.55ドル(4.2%)高の1バレル63.83ドルで終えた。一時は64.86ドルと期近物として約1年2カ月ぶりの高値を付けた。主要産油国が現行の協調減産をほぼ維持することで合意し、需給改善を見込む買いが入った。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」は4日の会合で、3月の生産水準を4月も継続することで合意した。原油需要の持ち直しが不安定であることを理由に挙げた。ロシアとカザフスタンは自国の季節的な需要増を理由に小幅増産が承認された半面、サウジアラビアは自主的に日量100万バレルの追加減産を続ける。

市場では4月に減産規模を50万~100万バレル程度縮小するとの予想が優勢だっただけに「減産維持には非常に驚いた」(TD証券のバート・メレク氏)との受け止めが多かった。前日までに売りに傾けていた持ち高を買いに戻す目的の買いが強まった。「主要産油国の減産維持で当面は在庫削減が進みそうだ」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)と好感する声も聞かれた。

金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である4月物は前日比15.1ドル(0.9%)安の1トロイオンス1700.7ドルで終えた。午後の時間外取引で一時は1687.6ドルと中心限月として約9カ月ぶりの安値を付けた。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が4日の公開インタビューで長期金利上昇を抑制する姿勢を見せず、米長期金利が一時1.5%台に上昇した。金利のつかない金の投資妙味が薄れ、売りが膨らんだ。

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