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NY商品、原油が上昇 カザフからのパイプライン停止で 金は反発

【NQNニューヨーク=横内理恵】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は上昇した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近となった5月物は前日比5.66ドル(5.2%)高の1バレル114.93ドルで取引を終えた。パイプラインを経由するロシアやカザフスタンの原油輸出が停止したと伝わり、原油の供給不安が強まった。

22日夜から、悪天候と設備の損傷でカザフスタンと黒海沿岸の港を結ぶパイプラインを経由する原油輸出が急減する可能性が伝わっていた。ロイター通信は23日、日量120万バレル前後の輸送が停止したと報じた。バイデン政権は同パイプライン経由のカザフスタンからの輸出についてはロシアに対する原油の禁輸措置から除外していた。

パイプラインの全面復旧には2カ月近くかかるとの見方があり、需給逼迫の観測が一段と強まった。米欧による経済制裁の影響やロシアの反発で復旧作業が遅れるとの思惑もあった。

米国内でのエネルギー需給の引き締まりも買いの一因だった。米エネルギー情報局(EIA)が23日に発表した週間の米石油在庫統計で、原油在庫は横ばいとの予想に反して減少し、ガソリンなどの在庫も市場予想以上に減った。

24日の北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)、主要7カ国(G7)の首脳会議で対ロ制裁の強化を協議するとみられることが買いを誘った面もあった。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比15.8ドル(0.8%)高の1トロイオンス1937.3ドルで取引を終えた。インフレ懸念の高まりや米欧株式相場の下落がリスク回避の際に買われやすい金の上昇につながった。

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