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NY商品、原油が続落 米原油在庫の増加で 金も続落

【NQNニューヨーク=戸部実華】3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比3.05ドル(3.6%)安の1バレル80.86ドルで取引を終えた。週間統計で米原油在庫が市場予想以上に増え、需給引き締まりの観測が後退した。

米エネルギー情報局(EIA)が3日に発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は2週続けて増えた。増加幅は市場予想以上だった。最終製品のヒーティングオイル・軽油の在庫は減少を見込んだ市場予想に反して増えた。市場では「原油在庫の減少基調を見込んでいた投資家が利益確定売りを出した」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)との声があった。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国の産油国から成る「OPECプラス」は4日に開く会合で、12月以降の増産(協調減産の縮小)ペースについて協議する。日米などで増産加速を求める声が強まっているが、市場では増産に慎重姿勢を維持するとの見方が根強い。協議を見極めたい市場関係者が多く、買い手控えにつながった面もある。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比25.5ドル(1.4%)安の1トロイオンス1763.9ドルで取引を終えた。3日午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、売りが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を終えた来年には利上げに動くとの見方から、金利が付かない資産である金の投資妙味が薄れるとみた売りが出た。

取引終了後に発表されたFOMCの結果では、テーパリングを11月から始めることが明らかになった。想定通りの内容と受け止められ、金先物は時間外取引で終値を上回る場面があった。

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