/

NY商品、原油反落 短期的な利益確定売りで 金は続伸

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5営業日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.20ドル(0.2%)安の1バレル80.44ドルで取引を終えた。前日まで上昇が続いていた反動で、短期的な利益確定売りに押された。ただ、主要産油国の減産などを背景に需給が引き締まった状態が続くとの見方は根強く、下げ幅は限られた。

中国政府が13日発表した2021年9月の貿易統計では、数量ベースで鉄鉱石と原油の輸入が減少した。価格上昇で輸入量を抑えているとの見方から、将来的な景気減速に伴う原油需要の減少が意識された。原油先物相場の上昇率は今年に入り6割を超えている。「先高観は根強いものの、短期的にはちょっとした材料で利益確定売りが出やすい」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との声があった。

半面、原油先物の下げ幅は限られた。米エネルギー情報局(EIA)が13日、今年10月から22年3月にかけて暖房で天然ガスを利用する米家計の費用は前年の同時期と比較して3割増える見通しだと発表した。原油を含めたエネルギー需要の逼迫が当面続くとの見方につながった。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比35.4ドル(2.0%)高の1トロイオンス1794.7ドルで取引を終えた。朝方発表の9月の消費者物価指数(CPI)でコア指数が前月比0.2%上昇と市場予想(0.3%上昇)をやや下回った。過度なインフレ懸念が薄れ、米長期金利が低下した。金利の付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いが優勢だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン