NY商品、原油が反落 米国在庫の増加受け 金は反落 - 日本経済新聞
/

NY商品、原油が反落 米国在庫の増加受け 金は反落

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の3月物は前日比2.46ドル(3.1%)安の1バレル76.41ドルで取引を終えた。米原油在庫が大きく増え、需給の緩みを意識した売りが優勢となった。

米エネルギー情報局(EIA)が1日発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は横ばいとの市場予想に対して大幅に増加した。ガソリン在庫も市場予想を大きく上回って増え、需給緩和が目先は続くとの見方から原油が売られた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどを含む「OPECプラス」は1日に開いた共同閣僚監視委員会で、原油生産を維持する方針を確認した。想定通りとして、相場の反応は限られた。

ニューヨーク金先物相場は小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比2.5ドル(0.1%)安の1トロイオンス1942.8ドルで終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を午後に控え、方向感に乏しくもみ合った。

FOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見中に米長期金利が低下すると、金利の付かない資産である金先物の投資妙味が増すとの見方から、時間外取引で買いが優勢となった。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません