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NY商品、原油が下落 利益確定売り優勢 金は続落

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は下落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、この日から期近物となった3月物は前日比0.41ドル(0.5%)安の1バレル85.14ドルで取引を終えた。今週は期近物として2014年10月以来の高値を更新し、21日は週末を控えて目先の利益を確定する売りが優勢だった。

中東などでの地政学リスクの高まりを背景に原油需給の逼迫観測が強まり、今週半ばにかけて相場上昇が続いた。20日に発表された週間の米石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して増えたことをきっかけに、21日は短期的な過熱感からの売りが優勢だった。米株式相場の下落も、同じリスク資産とされる原油先物相場の重荷だった。

もっとも、相場の先高観は根強く、下げ渋る場面もあった。中東やウクライナを巡る地政学リスクで目先の供給不安がくすぶっている。足元で石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどで構成する「OPECプラス」の生産量が目標に達していないとの報道もあり、相場を下支えした。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である2月物は前日比10.8ドル(0.6%)安の1トロイオンス1831.8ドルで取引を終えた。20日に中心限月として約2カ月ぶりの高値を付け、21日は利益確定売りが優勢となった。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控える。米金融政策の正常化に伴う金利上昇で、金利が付かない資産である金の投資妙味が薄れかねないとの見方も相場の重荷だった。

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