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NY商品、原油が上昇 相場の戻り期待した買い 金は反落

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は上昇した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近物となった9月物は前日比3.10ドル(4.6%)高の1バレル70.30ドルで取引を終えた。週初に相場が大幅に下げた反動で、戻りを見込んだ買いが続いた。WTIの原油受け渡し拠点の在庫が減り、米国の需給改善の観測を誘ったことも相場を支えた。

主要産油国が協調減産の縮小で合意し、週初の原油先物相場は大きく下げた。ただ「売りは行き過ぎだった」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との声が聞かれ、買い直しが続いた。米株式相場が続伸したことも株式と同様にリスク資産とされる原油先物の買いを誘った。米国でも新型コロナウイルスの変異型の感染拡大が警戒されているが「再びシャットダウン(経済活動の停止)の動きが広がらない限り、原油需要の回復は続く」との見方が相場を支えた。

米エネルギー情報局(EIA)が21日に発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は減少を見込んだ市場予想に反して増えたが、ガソリンやヒーティングオイル・軽油の在庫は減った。WTIの原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの原油在庫は昨年1月以来の水準に減った。経済活動の再開に伴って米国の原油需要が増えているとの観測を強めた。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比8.0ドル(0.4%)安の1トロイオンス1803.4ドルで取引を終えた。米長期金利が一時は前日比0.08%高い1.30%を付け、金利の付かない資産である金の投資妙味が薄れるとみた売りが優勢だった。

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