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NY商品、原油が続伸 需給の引き締まり観測で 金は反落

【NQNニューヨーク=戸部実華】30日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比0.33ドル(0.4%)高の1バレル73.95ドルで取引を終えた。米国を中心に原油需要の回復が続くとの見方が根強く、需給の引き締まりを意識した買いが優勢だった。

米エネルギー情報局(EIA)が今週発表した週間の石油在庫統計で原油やガソリンの在庫が市場予想以上に減った。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが30日に発表した米国の原油生産向けの掘削設備(リグ)稼働数は前週から2基減った。経済活動の再開に伴うエネルギー需要の改善が続く一方、米国の供給減観測も広がり、需給の引き締まりを見込んだ買いが入った。

新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大への警戒感がくすぶっているが、今のところ市場では「昨年のようなロックダウン(都市封鎖)に至らず、ペントアップ(先送り)需要が供給を上回るとの見方が意識されている」との声が聞かれた。

ただ、相場の上値は限られた。連日の上昇で一時は74.23ドルと期近物として約2週ぶりの高値を付け、週末を控えて目先の利益を確定する売りも誘った。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比18.6ドル(1.0%)安の1トロイオンス1817.2ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルがユーロや円など主要通貨に対して買われ、ドルの代替投資先とされる金先物の売りにつながった。

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