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NY原油が続伸、一時7年ぶり84ドル台 米原油在庫減で

金も続伸

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.91ドル(1.1%)高の1バレル83.87ドルで取引を終えた。一時は84.25ドルと期近物として7年ぶりの高値を付けた。週間統計で米原油在庫が市場予想に反して減り、需給の引き締まり観測から買いが優勢になった。

米エネルギー情報局(EIA)が20日に発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は小幅な増加を見込んだ市場予想に反して減った。最終商品となるガソリンやヒーティングオイル・軽油の在庫も市場予想以上に減った。需給状況を映すWTIの原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの原油在庫は3年ぶりの低水準となり、需給が逼迫するとの見方を強めた。

投資家がリスク選好を強めていることもリスク資産とされる原油先物の買いを後押しした。20日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均やS&P500種株価指数が過去最高値を上回る場面があった。暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が約半年ぶりに過去最高値を更新したことも、投資家のリスクオンにつながった。

石油在庫統計の発表前は売りが先行していた。中国が石炭の供給安定に向け、価格決定への介入策を検討すると19日に発表した。このところ世界的な石炭や天然ガスの価格が高騰し、代替エネルギーとしての石油の需要が増えるとの観測が原油先物相場の上昇を招いていただけに、相場の重荷となった。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比14.4ドル(0.8%)高の1トロイオンス1784.9ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルがユーロなどに対して売られ、ドルの代替投資先とされる金先物の買いを誘った。

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