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NY商品、原油が続落 米株大幅安でリスク回避の売り 金は反発

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前週末比1.68ドル(2.3%)安の1バレル70.29ドルで終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安を背景に米株式相場が大幅に下落し、同じリスク資産に位置付けられる原油先物に売りが波及した。

20日は過剰債務を抱える中国恒大の株価急落で香港株式相場が大幅下落し、欧米株市場にリスク回避の流れが及んだ。ダウ工業株30種平均の下げ幅は一時900ドルを超え、米原油先物の売りにつながった。中国景気の減速懸念も浮上し、原油需要の伸び悩みを懸念する売りも出た。

外国為替市場で流動性が高く、リスク回避時に買われやすいドルがユーロやオーストラリアドルなどに対して上昇した。ドル建てで取引される原油の割高感が増し、先物に売りを誘った面もあった。

もっとも、原油相場の下値は堅かった。8月下旬からのハリケーン襲来でメキシコ湾岸の石油施設に被害が出ており、原油供給が短期的に細るとの観測は根強い。下値支持線とされる70ドル近辺に下げると押し目買いが入ったようだ。

金先物相場は4営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前週末比12.4ドル(0.7%)高の1トロイオンス1763.8ドルで終えた。中国恒大問題で投資家心理が悪化し、逃避資金の受け皿になりやすい金が買われた。米長期金利が低下し、金利の付かない金の投資妙味が増したとみた買いも入った。

ただ、上値は重かった。ユーロなどに対するドル高を受け、ドルの代替投資先とされる金に売りを促した。

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