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NY商品、原油が反発 米株高受けて買い 金は続伸

【NQNニューヨーク=張間正義】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比1.43ドル(1.6%)高の1バレル91.93ドルで取引を終えた。インフレ懸念の後退を受け、米株式相場が上昇し、同じリスク資産に位置付けられる原油先物にも買いが波及した。週間の米原油在庫が市場予想以上に減り、需給改善観測も相場を支えた。

朝方発表の7月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比8.5%と市場予想(8.7%)を下回った。エネルギー・食品を除くコア指数の上昇率も5.9%と市場予想(6.1%)以下だった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが減速するとの見方から、米株式市場でダウ工業株30種平均の上げ幅は一時550ドルを超えた。原油先物を含むリスク資産の買い安心感につながった。

米エネルギー情報局(EIA)が10日発表した週間の石油在庫統計で、ガソリン在庫が市場予想以上に減少した。足元の価格下落を受け、夏季のドライブシーズンのガソリン需要が回復しているとの見方を誘った。

午前に下落する場面もあった。ロシアからパイプラインを通じた東欧諸国への原油輸出が停止していた問題で、ロシア国営パイプライン会社が10日から輸送が復旧したと明らかにしたと伝わった。ロシア産原油の供給減観測が和らいだ。

ニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比1.4ドル(0.1%)高の1トロイオンス1813.7ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落した。ドルの代替投資先とされる金先物には買いが入った。半面、1カ月半ぶりの高値圏にあることから利益確定売りも出て、上値は重かった。

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