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NY商品、原油が小反落 過熱感を意識した売り、金も下落

【NQNニューヨーク=横内理恵】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶりに小反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は前日比0.06ドル(0.1%)安の1バレル86.90ドルで取引を終えた。19日にかけて連日で7年3カ月ぶりの高値を更新していたため、短期的な過熱感を意識した利益確定を目的とする売りが出た。半面、根強い需給逼迫観測から買いも入り、相場は上げる場面もあった。

米エネルギー情報局(EIA)が20日に発表した週間の米石油在庫統計で、原油在庫が市場予想に反して8週ぶりに増えた。午後に米株式相場が急激に水準を切り下げたのも、同じリスク資産である原油の買い持ち高を手じまう動きにつながった。

ただ、石油在庫統計での原油在庫の増加は米政府による戦略石油備蓄(SPR)の放出による部分が大きいとの受け止めがあった。WTI原油の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングでは在庫が減っており、需給の引き締まりを示したとの声が聞かれた。

中東やウクライナを巡る地政学リスクの高まりなど目先の供給不安も相場を支えた。ロイター通信によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどが構成するOPECプラスの生産量は目標に達していないという。

ニューヨーク金先物相場は小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である2月物は前日比0.6ドル安の1トロイオンス1842.6ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、ドルの代替投資先とされる金の重荷となった。

金は上げる場面もあり、一時は1848.5ドルと中心限月として昨年11月以来の高値を付けた。米長期金利が低下し、金の投資妙味が増した。

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