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NY円、反落 1ドル=119円10~20銭 一時6年ぶり円安水準 FRB高官のタカ派姿勢で

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=119円10~20銭で取引を終えた。一時は119円40銭と、2016年2月以来6年1カ月ぶりの円安水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)高官が金融引き締めに前向きなタカ派寄りの見解を示し、円売り・ドル買いが強まった。

ウォラーFRB理事は18日の米CNBCのインタビューで、インフレ抑制に向け積極的な利上げの必要性を主張し、0.50%の大幅利上げを複数回実施する可能性に言及した。セントルイス連銀のブラード総裁は18日公表の声明で、年内のあと6回の会合のうち5回で0.50%の利上げを支持する考えを示した。リッチモンド連銀のバーキン総裁も講演で0.50%の利上げ余地があるとの認識を示した。

一方、日銀は18日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。黒田東彦総裁は金融引き締めの必要性を否定し、日米の金融政策の違いを織り込む円売り・ドル買いがニューヨーク市場で加速した。

18日はウクライナ情勢を巡り米中首脳が協議し、中国は欧米による対ロシア制裁に反対した。市場では「中国によるロシアへの軍事支援の可能性など踏み込んだ協議に至らず、為替相場の反応は限られた」(邦銀の為替ストラテジスト)と指摘された。

円の高値は119円03銭だった。

円は対ユーロで6日続落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ131円60~70銭で取引を終えた。ドルに対する円売り圧力が強く、円の対ユーロ相場を押し下げた。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落し、前日比0.0045ドル安い1ユーロ=1.1045~55ドルで終えた。FRBの金融引き締めが進むとの見方からユーロは売り優勢となった。

ユーロの安値は1.1004ドル、高値は1.1071ドルだった。

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