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NY円、4日続落 1ドル=134円25~35銭、一時20年ぶり安値 日米金利差拡大を意識

【NQNニューヨーク=川内資子】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比1円65銭円安・ドル高の1ドル=134円25~35銭で取引を終えた。一時は134円48銭と2002年2月以来20年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。日米の金融政策の違いが着目されやすいなか、8日は米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが優勢となった。

10日の5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め姿勢の継続が意識されやすい。8日は米長期金利が3%を上回る場面が目立ち、日米金利差拡大の見方から円売り・ドル買いの動きが出た。

日銀の黒田総裁は8日、フィナンシャル・タイムズ(FT)主催のイベントで「為替レートは日銀の政策目標ではない」と述べたと伝わった。日銀は足元の円安進行を警戒せず、金融緩和策を維持する姿勢を示したと受け止められたのも円の重荷になったようだ。

円の高値は133円60銭だった。

円は対ユーロで9日続落し、前日比1円90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=143円85~95銭で取引を終えた。一時144円25銭と15年1月以来の円安・ユーロ高水準を付けた。欧州中央銀行(ECB)の金融政策の正常化を見込み、円売り・ユーロ買いが優勢となった。

ユーロはドルに対して小幅に続伸し、前日比0.0010ドル高の1ユーロ=1.0710~20ドルで終えた。FRBとECBがともに金融正常化を進めるとみられ、方向感に乏しかった。

ユーロの高値は1.0748ドル、安値は1.0713ドルだった。

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