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NY円、反発 1ドル=129円75~85銭 米利上げペースが緩むとの見方で

【NQNニューヨーク=川上純平】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=129円75~85銭で取引を終えた。米物価指標の発表を受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが緩むとの見方から円買い・ドル売りが優勢だった。

朝方発表の2022年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比4.4%上昇し、市場予想と一致した。上昇率は11月の4.7%から減速し、FRBが年前半にも利上げを止める可能性が意識された。

27日に発表された1月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなった。日銀の金融緩和の正常化を巡る思惑も円を支えた。

円の高値は129円57銭、安値は130円07銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=141円10~20銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0020ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0865~75ドルで取引を終えた。週末を前に持ち高調整や利益確定目的のユーロ売りが出た。

ユーロの安値は1.0838ドル、高値は1.0879ドルだった。

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