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NY円、反落 1ドル=110円25~35銭 日米金利差の拡大で

【NQNニューヨーク=古江敦子】7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、3連休前の前週末比60銭円安・ドル高の1ドル=110円25~35銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが優勢となった。ユーロや英ポンドなどに対するドル買いが、円に対して波及した面もあった。

インフレ観測を背景に米長期金利の指標である10年物国債利回りが一時1.38%と7月中旬以来の水準に上昇し、円売りを促した。3日発表の低調な米雇用統計を受け、円は対ドルで上昇したが「米連邦準備理事会(FRB)による年内のテーパリング(量的緩和の縮小)観測は崩れておらず、ドルが買い戻された」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との指摘もあった。

欧州通貨に対するドル買いも円の重荷だった。前週末にユーロはドルに対して約1カ月ぶりの高値を付けたが、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を9日に控え、持ち高調整のユーロ売り・ドル買いが強まった。ジョンソン英首相は7日、医療や介護の支出増を補うために増税を発表した。英景気の減速が懸念され、ドルが英ポンドに対して上昇。円に対するドル買いに波及した。

円の安値は110円32銭。高値は朝方につけた110円03銭だった。

円は対ユーロで反落し、前週末比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円55~65銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落し、前週末比0.0040ドル安い1ユーロ=1.1835~45ドルで終えた。ECBによる量的緩和の縮小観測からユーロは上げてきたが、9日の理事会を見極めたいとしてユーロの買い持ち高を中立方向に戻す売りが優勢となった。この日の安値は1.1838ドル、高値は1.1865ドルだった。

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