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NY円、反発 1ドル=109円80~90銭 FRB議長講演受け緩和の長期化観測強まる

【NQNニューヨーク=古江敦子】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいを挟んで4営業日ぶりに反発し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=109円80~90銭で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が27日の講演で利上げに慎重な姿勢を示し、緩和的な金融政策が長く続くとの見方からドルが円など主要通貨に対して下落した。

パウエル議長は経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始が適切との見解を示した。ただ、テーパリングの開始時期やペースは「利上げの時期についての直接的なシグナルを示すものではない」とも述べた。「FRBは利上げの条件である雇用の最大化という難題が長引くとみて、長期の金融緩和をほのめかした」(バンク・オブ・アメリカ)との見方が広がった。

外為市場では「2022年後半の利上げを見込んでドルを買っていた投資家らが、持ち高調整のドル売りに動いた」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との指摘があった。

米長期金利の指標である10年物国債利回りが前日比0.04%低い1.31%に低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りも誘った。

円の高値は109円78銭。安値はパウエル議長の講演前に付けた110円26銭だった。

円は対ユーロで反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円50~60銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0050ドル高い1ユーロ=1.1795~1805ドルで終えた。パウエル議長の講演を受けて米国の金融緩和が長期化するとの見方が広がり、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。米長期金利の低下で欧米金利差の縮小を見込むユーロ買いも誘った。ユーロの高値は1.1802ドル、安値は1.1735ドルだった。

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