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NY円、反落 1ドル=104円05~15銭 米株安でリスク回避のドル買い

【NQNニューヨーク=戸部実華】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=104円05~15銭で取引を終えた。米株式相場が大幅に下落し、投資家が運用リスクを回避する動きを強めた。流動性が高く、リスク回避の際に買われやすいドルがユーロなど主要通貨に対して上昇。円も低リスク通貨の側面を持つが、27日はドル買いの流れに押される形で対ドルで下落した。

米株式市場でダウ工業株30種平均は633ドル安と、今年最大の下げとなった。主要企業の決算発表が山場を迎える中、一部の決算を嫌気した売りが出たほか、個人投資家による投機的な株売買への警戒感も広がった。ユーロや英ポンド、オーストラリアドルなど幅広い通貨に対してドルが買われ、対円にも波及した。

米連邦準備理事会(FRB)は27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利と量的緩和策の現状維持を決めた。米経済が新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中、声明では景気認識をやや下方修正した。パウエル議長は記者会見で量的緩和の縮小について「議論は時期尚早」との考えを改めて示した。市場では「新味に欠き、ドルを売る動きにはつながらなかった」(CIBCキャピタル・マーケッツのバイパン・ライ氏)との声があった。

円の安値は104円20銭、高値は103円86銭だった。

円は対ユーロで横ばいとなり、前日と同じ1ユーロ=126円00~10銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0045ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.2110~20ドルで取引を終えた。米株安を受け、リスク選好時に買われやすいユーロは売りが優勢だった。オランダ中央銀行のクノット総裁が「欧州中央銀行(ECB)はユーロ高に対応する手段がある」との見方を示したと伝わったのもユーロ売り・ドル買いにつながった。

ユーロの安値は1.2058ドル、高値は1.2129ドルだった。

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