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NY円、3日続伸 1ドル=103円05~15銭、一時102円台と9カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=川内資子】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=103円05~15銭で取引を終えた。一時102円88銭と3月前半以来、9カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。追加の米経済対策の成立期待が強まり、流動性が高くリスク回避時に買われやすいドルが対主要通貨で売られた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて量的緩和策の長期化観測が改めて強まったのもドルの重荷となった。

米与野党の議会指導部は9000億ドル規模の追加の経済対策の協議を続けている。共和党上院トップのマコネル院内総務が17日、「合意に向かっている」と述べたと伝わった。18日にも経済対策が成立するとの期待が広がり、米株式市場でダウ工業株30種平均が2週ぶりに過去最高値を更新した。リスク回避姿勢が後退し、ドル売りを促した。

17日発表の週間の米新規失業保険申請件数は大きく増えた。米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっているが、足元の新型コロナの感染拡大で目先の景気は落ち込むとの警戒感が根強い。前日のFOMC後の声明で米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和策を長期間続ける方針を改めて示し、ドル売りを促した。

ドルの総合的な強さを示すインターコンチネンタル取引所(ICE)算出のドル指数は89台と節目の90を下回り、2018年4月以来の低水準を付けた。

円の安値は103円16銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円45~55銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して4日続伸し、前日比0.0070ドル高の1ユーロ=1.2265~75ドルだった。一時1.2273ドルと18年4月以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。追加の米経済対策の早期成立への期待や米量的金融緩和策の長期化観測から、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

ユーロの安値は1.2239ドルだった。

ドルは対英ポンドでの下落も目立った。英国と欧州連合(EU)の通商交渉の合意期待が強まり、英ポンド買い・ドル売りを促した。

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