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NY円、9日ぶり反発 1ドル=133円75~85銭 米長期金利の低下で

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は9営業日ぶりに大幅反発し、前日比1円70銭円高・ドル安の1ドル=133円75~85銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後に米長期金利が低下し、日米の金利差拡大の見方が後退し円買い・ドル売りが優勢となった。

米連邦準備理事会(FRB)は15日のFOMCで、市場の予想通りに通常の3倍となる0.75%の利上げを決めた。パウエル議長は記者会見で7月の会合について「0.5%か0.75%の利上げを見込む」と述べた。市場では6月に続いて7月も0.75%の利上げを決めるとの見方が強まっていただけに、議長発言は想定したほどインフレ警戒的でないと受け止められた。15日の米債券市場で長期金利が一時3.28%と前日終値(3.47%)から大きく低下した。

米金融引き締めの加速を織り込む形でこのところ急速に円安・ドル高が進み、円は15日の海外市場で24年ぶりの安値を付けていた。FOMCの結果や議長の発言内容が想定内にとどまり米長期金利が低下し、目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りが優勢となった。

円の高値は133円51銭、安値は134円96銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比1円35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円70~80銭で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が15日に臨時の理事会を開き、ユーロ圏域内の一部の国債利回りが急上昇するリスクに対応することを決めた。欧州債券市場で欧州国債利回りが総じて低下し、円買い・ユーロ売りが優勢となった。

ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0030ドル高の1ユーロ=1.0440~50ドルだった。ECBの臨時理事会の結果発表後の欧州国債利回りの低下を受け、ユーロ売りが先行した。ユーロは一時1.0359ドルまで下落し、ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。

ただ、FOMCの結果やパウエルFRB議長の会見を受けて利益確定目的のドル売りが優勢となり、ユーロは上げに転じた。

ユーロの高値は1.0469ドルだった。

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