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NY円、反落 1ドル=127円25~35銭で終了 対ユーロのドル買いが波及

【NQNニューヨーク=横内理恵】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=127円25~35銭で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が金融政策の正常化を早急に進めるとの見方が後退したのを受けてドルが対ユーロで上昇し、対円でのドル買いに波及した。米欧の株式相場が上昇したのも、低リスク通貨とされる円の売りを誘った。

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事が25日の講演で、金融緩和を緩やかに解除していくことの必要性を主張した。今週に入ってラガルドECB総裁が「7月に利上げが可能になる」との見解を示し、金融政策の正常化を加速するとの見方が強まっていた。パネッタ氏の発言で対ユーロでのドル買いが優勢になり、円に対してもドルが買われた。円は前日に対ドルで4月中旬以来の高値を付けており、持ち高調整の売りも出やすかった。

欧州主要国の株式相場が軒並み上昇し、米株式市場ではダウ工業株30種平均が4日続伸した。前日に大きく下げたナスダック総合株価指数も反発し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだのも円売りを誘った。

米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では参加者が「金融政策を早急に中立的なスタンスに移行させるべきだ」との見解で合意し、大半の参加者が「今後数回の会合で0.5%の利上げを実施することが適切」と判断していたことが分かった。ただ、新味に乏しく、為替相場の反応は目立たなかった。

この日の円の安値は127円49銭、高値は126円80銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=135円85~95銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日ぶりに反落し、前日比0.0055ドル安い1ユーロ=1.0675~85ドルで終えた。ECBによる早急な金融政策正常化の観測が後退し、ユーロが売られた。

ユーロの安値は1.0642ドル、高値は1.0694ドルだった。

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