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NY円、反落 1ドル=144円65~75銭で終了、米長期金利の上昇受け

【NQNニューヨーク=川内資子】5日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=144円65~75銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米の金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。

5日発表の9月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は前月比20万8000人増と、市場予想(20万人増)を上回った。米労働市場の引き締まりが続くとの見方が盛り返した。

同日発表の9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は前月からは小幅に低下したが、市場予想を上回った。「米サービス業の底堅さは続いている」(オックスフォード・エコノミクス)との見方もあって、米長期金利が上昇。日米の金利差が広がるとの観測から、円売り・ドル買いの動きが出た。

円の安値は144円85銭、高値は144円37銭だった。

円は対ユーロで6営業日ぶりに反発し、前日比95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=142円85~95銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して3営業日ぶりに反落し、前日比0.0105ドル安の1ユーロ=0.9880~90ドルだった。市場予想を上回る米経済指標や米長期金利の上昇を受け、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

ユーロの安値は0.9835ドル、高値は0.9923ドルだった。

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