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NY円、続伸 1ドル=109円80~90銭 日米金利差の縮小で円買い

【NQNニューヨーク=古江敦子】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=109円80~90銭で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が15日の議会証言で今の金融緩和を維持する姿勢を改めて示した。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りを誘った。

パウエル議長は前日の下院に続き15日は上院で証言した。足元のインフレ加速は経済再開に伴う供給網のボトルネック効果が強い一部の物やサービスに偏っており、徐々に落ち着くとの見解を繰り返した。「緩和縮小を急がない姿勢を改めて示し、ドルの重荷だった」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)と指摘された。

長期金利の指標である10年物国債利回りが一時1.2%台後半まで低下し、円買い・ドル売りを促した。「実質金利も足元でマイナス幅を拡大しており、ドル売りを誘った」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との声もあった。

もっとも、円の上値は重かった。原油先物相場の下落でカナダドルなど資源国通貨に対してドルが上昇。ユーロや英ポンドなどに対してもドルが買われ、円に対するドル買いに波及した。

円の高値は109円79銭、安値は110円08銭だった。

円は対ユーロで3日続伸し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円70~80銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0025ドル安い1ユーロ=1.1805~15ドルで終えた。米株式相場が下落した局面で、流動性の高いドルを買ってユーロを売る取引が広がった。ただ、米長期金利の低下で米欧金利差の縮小を見込むユーロ買いも入り、下値は堅かった。ユーロの安値は1.1796ドル、高値は1.1823ドルだった。

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