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NY円、横ばい 1ドル=103円70~80銭 リスク回避のドル買い先行も円は下げ渋る

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばい。前週末と同じ1ドル=103円70~80銭で取引を終えた。ユーロ圏の景況観の悪化や新型コロナウイルスへの懸念から流動性が高く、リスク回避時に買われやすいドル買いが先行した。一方、米長期金利の低下を受けたドル売りも出て、円は下げ幅を縮めた。

25日に発表された1月の独Ifo企業景況感指数が前月より悪化した。22日発表の1月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)も市場予想を下回り、ユーロ圏の景気の先行きを懸念したユーロ売り・ドル買いが優勢だった。

製薬大手のメルクが25日、コロナワクチンの開発を中止すると発表した。米国の複数の州では供給不足の問題からワクチン接種が当初計画よりも遅れている。普及ペースに不透明感が漂い、経済正常化が遅れかねないとの見方から、ダウ工業株30種平均は一時、400ドル超下落した。米株安が強まる場面ではリスク回避のドル買いが対欧州通貨や円に対して勢いを増した。

円相場は朝安後、下げ幅を縮めた。ダウ平均が午後に下げ幅を縮小したのに加え、欧州主要国の長期金利の低下を受け、米国でも長期金利が低下。日米の金利差拡大思惑で積み上がっていたドル買い・円売りの持ち高の解消が入り、円の下値を支えた。

ニューヨーク市場での円の安値は103円93銭、高値は103円71銭だった。

円は対ユーロで反発した。前週末比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円90~126円00銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで下落した。前週末比0.0030ドル安い1ユーロ=1.2135~45ドルで取引を終えた。ユーロ圏経済の二番底懸念を受けたユーロ売りが優勢だった。

ユーロの安値は1.2116ドル、高値は1.2153ドルだった。

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