/

NY円、小反落 1ドル=103円85~95銭で終了、株安受けたドル買いで

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=103円85~95銭で取引を終えた。日米欧の株安や12月の米小売売上高の落ち込みを受け、流動性が高くリスク回避時に買われやすいドルが対ユーロなどで上昇した。対円でもドル買いが波及した。

米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続落し、177ドル安で終えた。同日発表の12月の小売売上高が前月比0.7%減と市場予想(0.1%減程度)を下回った。米個人消費の失速が鮮明になったことも投資家心理を冷やした。

バイデン次期米大統領が14日夜に1.9兆ドルの大型の経済対策案を発表した。与野党の勢力が拮抗している上院で審議が難航するとの見方があるほか、トランプ米大統領の弾劾裁判の開始時期などによっては成立が遅れるとの懸念もある。経済対策への期待を背景とした投資家のリスク選好姿勢が弱まり、ドル買いを誘った面もあった。

円の下値は堅かった。株安などを受けてドルと同じく低リスク通貨に位置付けられる円には買いも入りやすかった。米長期金利の上昇が一服しており、日米金利差の拡大観測から積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を巻き戻す動きもあった。

この日の円の安値は103円91銭、高値は103円64銭だった。

円は対ユーロで3日続伸し、前日比75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円35~45銭で取引を終えた。株安などを背景に円買い・ユーロ売りが優勢だった。一時は125円41銭と昨年12月上旬以来の水準まで円高・ユーロ安が進んだ。

ユーロは対ドルで3日続落し、前日比0.0080ドル安い1ユーロ=1.2070~80ドルで終えた。欧米株安やイタリアの政局不安などからユーロ売りが優勢だった。一時は1.2075ドルと昨年12月上旬以来の安値を付ける場面があった。

この日のユーロの高値は1.2133ドルだった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン