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NY円7日続落 1ドル=148円75~85銭で終了 32年ぶり円安水準

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は7日続落し、前日比1円60銭円安・ドル高の1ドル=148円75~85銭で取引を終えた。一時は148円86銭と1990年8月以来、32年ぶりの円安水準を付けた。米消費者の予想インフレ率の高まりなどを受け、米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げを続けるとの見方が強まった。米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大したのも円売りを誘った。

14日に米ミシガン大学が発表した10月の米消費者態度指数が59.8に上昇し、市場予想(59.0)も上回った。消費者の物価見通しを示す予想インフレ率は1年先が9月の4.7%から5.1%に5年先が2.7%から2.9%に上昇した。朝方発表の9月の米小売売上高は横ばいと市場予想を下回ったが、自動車・同部品を除くと小幅に増え、予想も上回った。

13日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)ではエネルギー・食品を除くコア指数の前年同月比の上昇率が40年ぶりの高さとなった。市場では11月と12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でともに0.75%の利上げを続けるとの観測が強まった。米長期金利は前日終値の3.95%から一時、4.03%に上昇した。

「日本政府・日銀による円買い介入は警戒されているものの、ドル買いの勢いが強く、どの水準で円買い介入が入るのかを試す動きとなった」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との声があった。

対主要通貨でのドル買いが円の重荷となった面もあった。トラス英首相が14日、減税策の一部撤回とクワーテング財務相の解任を明らかにした。英政治の混乱や経済政策を巡る不透明感から、ニューヨーク市場では英ポンドの売りが強まった。

この日の円の高値は147円65銭だった。

円は対ユーロで4日続落し、前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=144円50~60銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0055ドル安い1ユーロ=0.9720~30ドルで終えた。FRBによる急激な金融引き締めが続くとの見方に加え、米株式相場が下げ幅を広げたのもリスク回避目的のユーロ売り・ドル買いを誘った。

この日のユーロの安値は0.9708ドル、高値は0.9799ドルだった。

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