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NY円、3日続伸 1ドル=108円90銭~109円00銭、金融緩和の長期化観測でドル売り

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=108円90銭~109円00銭で取引を終えた。米国の金融緩和政策の長期化観測を背景に円買い・ドル売りがやや優勢だった。原油高で資源国通貨に対するドル売りが強まり、対円でのドル売りに波及した面もあった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日の討議で「2022年より前の利上げの可能性は低い」との認識を示した。13日発表の3月の米消費者物価指数など物価指数は上振れ基調にあるが「一部の市場参加者は一段の物価上昇を織り込んでドル高を予想していたため、反動でドル売りが出た」(CIBCキャピタル・マーケッツのバイパン・ライ氏)との見方もあった。

14日の米原油先物相場は一時、ほぼ1カ月ぶりの高値を付けた。オーストラリアドルなど資源国通貨に対してドルが売られ、対円でのドル売りに波及したとの見方もあった。

ただ、円の上値は重かった。米当局が13日にジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナワクチンの接種を中断するよう勧告した。ただ、ファイザーがワクチンの供給を増やす見通しを示すなど、14日は米国の接種計画への影響は限られるとの見方が広がった。市場心理が改善し、リスク回避の際に買われやすい円の売りにつながった。

円の高値は108円88銭、安値は109円09銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円45~55銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0030ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1975~85ドルで取引を終えた。FRBの金融緩和政策が当面は続くとの見方から、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

ユーロの高値は1.1987ドル、安値は1.1954ドルだった。

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