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NY円、反発 1ドル=129円05~15銭 米利上げ幅の拡大観測が後退

【NQNニューヨーク=川内資子】4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいを挟んで3営業日ぶりに反発し、前日比1円05銭円高・ドル安の1ドル=129円05~15銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を受け、利上げ幅が拡大するとの見方が後退し、円買い・ドル売りが優勢となった。

FRBはFOMCで通常の2倍となる0.5%の利上げと6月からの保有資産の縮小開始を決めた。パウエル議長は記者会見で「今後2回の会合で0.5%の利上げを検討する」としつつ「0.75%の利上げを委員会は積極的には考えていない」と述べた。金利先物市場で織り込まれていた6月会合での0.75%の利上げ観測が後退した。

4日の米債券市場で金融政策の影響を受けやすい中期債を中心に米国債が買い直され、米長期金利は一時2.90%と前日終値(2.97%)から低下した。日米の金利差拡大の見方が薄れ、円買い・ドル売りが優勢となった。議長会見前に130円ちょうど近辺だった円は会見中に128円62銭まで上昇した。「FOMC後のドル高を見込む持ち高が解消され、値動きが大きくなった」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのウィン・シン氏)との指摘があった。

円は買い一巡後は伸び悩み、129円台前半で推移した。FRBは金融引き締めを進める一方、日銀は金融緩和を維持する見込み。日米の金融政策の方向の違いには変わりはなく、積極的に円を買い進む動きは限られたという。

円の安値は130円37銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=137円15~25銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0100ドル高の1ユーロ=1.0615~25ドルだった。FRBによる急激な金融引き締め観測がやや後退し、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

ユーロの高値は1.0631ドル、安値は1.0511ドルだった。

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