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NY円、反落 1ドル=109円45~55銭 ISM非製造業指数の上昇でドル買い

【NQNニューヨーク=川内資子】4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=109円45~55銭で取引を終えた。7月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が大きく上昇し、米景気の回復が鈍化するとの懸念がやや和らぎ、円売り・ドル買いが優勢となった。

午前発表のISM非製造業景況感指数は64.1と前月から4.0ポイント上昇し、過去最高となった。人手不足など供給面の制約はあるものの「サービス業は全速力で拡大している」(ウェルズ・ファーゴ)と受け止められた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に米景気が減速するとの懸念がやや薄れた。米債券市場で長期金利が下げ止まると、円売り・ドル買いが優勢となった。

朝方は円買い・ドル売りが先行し、円は一時108円73銭と5月下旬以来の高値を付ける場面があった。朝方発表の7月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比33万人増と市場予想(65万3000人増)を大幅に下回った。雇用回復の鈍化を受け、米金融緩和が長期化するとの見方が強まり、長期金利は一時1.12%と2週ぶりの水準に低下した。

クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長は4日の講演で「2022年末には利上げの条件が満たされると考えている」と述べた。23年の利上げ開始は新たな政策の枠組みと整合するとの認識も示した。内容は新味に乏しいとして、相場の反応は限られた。

円の安値は109円68銭だった。

円は対ユーロで3営業日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円55~65銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して続落し、前日比0.0030ドル安の1ユーロ=1.1830~40ドルで終えた。朝方に米長期金利が低下した場面ではユーロ買い・ドル売りが優勢だったが、ISM指数の発表を受けてドルが買い直された。

ユーロの安値は1.1833ドル、高値は1.1899ドルだった。

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