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NY円、4日続落 1ドル=121円10~20銭 日米の金融政策の違い映す

【NQNニューヨーク=戸部実華】23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=121円10~20銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融を引き締めるとの観測が強まっており、日米の金融政策の方向の違いを意識した円売り・ドル買いが優勢だった。

FRB高官から利上げ加速を示唆する発言が増えている。クリーブランド連銀のメスター総裁は23日、「何回かの0.5%の利上げが必要になる」と述べた。ハト派寄りのサンフランシスコ連銀のデイリー総裁も同日、5月の0.5%利上げに前向きな見解を示した。FRBのパウエル議長は今週、通常の0.25%を上回る利上げの可能性に言及しており、利上げ前倒しを見込んだ円売り・ドル買いが続いた。

原油高も円相場の重荷だった。23日の米原油先物相場は5%上昇し、資源輸入国の日本は「貿易収支の赤字拡大につながる」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との指摘もあった。

円は底堅く推移する場面もあった。原油高を受け、高インフレが米景気を冷やすとの懸念から株式相場が下落した。ダウ工業株30種平均は448ドル安で終え、低リスク通貨とされる円相場を下支えした。

円の安値は121円16銭、高値は120円60銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円25~35銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0030ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0995~1005ドルで取引を終えた。エネルギー高を受け、ユーロ圏経済の減速懸念からユーロ売り・ドル買いが優勢だった。米利上げ加速観測もユーロ相場の重荷となった。

ユーロの安値は1.0964ドル、高値は1.1012ドルだった。

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