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NY円、反発 1ドル=144円55~65銭 市場予想下回る米経済指標受け

(更新)

【NQNニューヨーク=三輪恭久】3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前週末比15銭円高・ドル安の1ドル=144円55~65銭で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が市場予想を下回り、米景気減速への観測が高まり、円買い・ドル売りが優勢になった。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した9月の製造業景況感指数は50.9と市場予想(52.0)を下回った。米景気の減速感が一段と強まっているとの見方から、米債券市場で長期金利が低下。日米金利差の拡大観測がひとまず後退し、円買い・ドル売りが進んだ。

同日の商品市場では原油価格が大幅に上昇した。「資源国通貨を買ってドルを売る動きが強まり、円買い・ドル売りに波及した面もある」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との見方もあった。

円の高値は144円16銭、安値は144円97銭だった。

円は対ユーロで4日続落し、前週末比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=142円05~15銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前週末比0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=0.9820~30ドルで取引を終えた。ドルが幅広い通貨に対して売られるなか、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

ユーロの高値は0.9844ドル、安値は0.9758ドルだった。

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