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NY円、5日続伸 1ドル=107円80~90銭、主要通貨に対するドル売り波及

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=107円80~90銭で取引を終えた。欧州経済の回復観測や米株高を受け、流動性が高くリスク回避時に上昇しやすいドルがユーロなどに対して売られ、対円のドル売りに波及した。ただ、低リスク通貨とされる円も売られたため、円の上値は重かった。

23日発表の4月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値の総合指数は前月から上昇し、市場予想も上回った。英国の4月のPMI速報値の総合指数や3月の小売売上高の伸びも市場予想を上回った。欧州景気の改善観測が意識され、ドルはユーロや英ポンドに対して売られた。

23日の米株式相場は反発し、ダウ工業株30種平均は200ドル超上げた。米政権が富裕層を対象にキャピタルゲイン課税の税率を大幅に引き上げるとの報道を受けて前日の米株式相場は下げたが、23日は増税の相場への影響は限られるとの見方が広がった。市場心理の改善で主要通貨に対するドル売りが強まり、対円にも波及した。

ただ、円の上値は限られた。米株高を受け、リスク回避の際に買われやすい円にも売りが出た。米債券市場で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測も円売り・ドル買いにつながった。

円の高値は107円48銭、安値は108円14銭だった。

円は対ユーロで横ばいを挟んで5営業日ぶりに反落し、前日比80銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円50~60銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0080ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2090~2100ドルで取引を終えた。米株高やユーロ圏の景気回復観測を受け、ユーロ買い・ドル売りが勢いづいた。ユーロの高値は1.2100ドル、安値は1.2047ドルだった。

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