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NY円、反発 1ドル=142円35~45銭 円買い介入も上値は重く

【NQNニューヨーク=張間正義】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反発し、前日比1円70銭円高・ドル安の1ドル=142円35~45銭で取引を終えた。日本政府・日銀は22日、24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入に踏み切った。介入を受けた円買い・ドル売りの流れが米国の取引時間にも引き継がれた。半面、米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが出て、円の上値は限られた。

円買い・ドル売り介入で日本時間の22日17時半過ぎに一時、1ドル=140円31銭近辺と介入直前から5円ほど円高に振れた。ニューヨーク時間でも円買い・ドル売りの流れが先行し、朝方に1ドル=140円35銭を付ける場面があった。

ただ、円買い・ドル売りの勢いは続かなかった。日銀は22日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和の維持を決定した。金融政策に変更がない以上、「(介入には)一時的に円安進行を鈍化させる以上の効果はない」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)との声が多い。円買い・ドル売りの勢いは次第に弱まった。

米長期金利は前日比0.18%高い3.71%と、2011年2月以来の高水準で終えた。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは一時、0.11%高い4.16%と07年10月以来の高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化観測を背景に、米金利の上昇につられた円売り・ドル買いが優勢となり、円の上値を抑えた。

円の安値は142円51銭だった。

円は対ユーロで3日続伸し、前日比1円75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=140円00~10銭で取引を終えた。政府・日銀の為替介入を受け、円が対ドルで上昇し、対ユーロの円買いに波及した。

ユーロは対ドルで小幅に3日続落し、前日比0.0005ドル安い1ユーロ=0.9830~40ドルで終えた。今週は世界の主要な中央銀行が、インフレ抑制を目的に大幅利上げを実施した。相対的に景気が弱いユーロ圏経済が悪影響を受けやすいと懸念したユーロ売り・ドル買いが優勢だった。

ユーロの安値は0.9811ドル、高値は0.9888ドルだった。

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