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NY円、続落 1ドル=128円45~55銭、日米金利差の拡大見越し

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=128円45~55銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを加速する一方、日銀は緩和的な金融政策を維持するとみられる。日米の金融政策の違いを意識した円売り・ドル買いが優勢となった。

日銀の黒田東彦総裁は22日にニューヨーク市で講演し、インフレの程度や広がりが日米で大きく異なると指摘し「日銀は強力な金融緩和を続けていく」と述べた。一方、FRBのパウエル議長は前日に参加した討議で5月の会合で通常の2倍となる0.5%の利上げを示唆していた。金融政策の違いから日米金利差が拡大するとの見方が強まり、円売り・ドル買いが入った。黒田総裁の発言後に円は一時129円11銭まで下げた。

もっとも、円の下値は堅かった。22日の日中は米長期金利は2.9%前後と高水準ながらも、米株安などを背景に上昇は一服した。このところ円相場は急ピッチで下落しており、週末を前に一段と円を売り込む動きも限られたという。ダウ工業株30種平均が一時1000ドル超下落し、低リスク通貨である円の買いにつながった面もある。

円の高値は128円14銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=138円80~90銭で取引を終えた。22日発表の4月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)が1年3カ月ぶりの低水準となった。ウクライナ戦争による供給網の混乱もあり、欧州経済が減速するとの懸念から円買い・ユーロ売りが優勢となった。24日投開票の仏大統領選の決選投票を見極めたいとして、ユーロ買いを見送る動きもみられたという。

ユーロはドルに対して続落し、前日比0.0020ドル安の1ユーロ=1.0805~15ドルだった。米金融引き締め観測とユーロ圏の景気減速懸念からユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

ユーロの安値は1.0771ドル、高値は1.0845ドルだった。

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